一万人の戦国武将

土岐氏流明智家(ときしりゅうあけちけ)

土岐氏流明智家は土岐家の分家で土岐頼貞の九男の長山頼基が美濃国可児郡明智庄を与えられ、養子の明智頼兼が明智を称したことに始まる。1342年、明智頼兼は明智長山城を築城した。1351年、家督と可児郡明智庄・可児郡姫郷・尾張国海東郡宮村の地頭職を養子の明智頼重が相続した。明智頼重は、明智長山城に在城し、足利将軍家に仕えて従五位下に叙任した。所領を可児郡13郷・土岐郡15郷・多芸郡13郷に拡大させた。1390年、家督を長男の明智頼篤が相続した。

家系図

土岐氏流明智家