一万人の戦国武将

騎西城(きさいじょう)

別名 私市城
根古屋城
所在地 武蔵国埼玉郡騎西
埼玉県加須市根古屋148
築城主
築城年月日
廃城年月日 1632年
城主 太田家
戸室親久
小田正達
金田友綱
小田朝興
松平康重
大久保忠常
大久保忠職
城代
構造 平城(沼城)
大手門から二つの曲、天神曲輪、馬屋曲輪を経て二の丸、本丸に至る。その周囲は土塁で囲まれていた。 東西約320m南北約260mといわれる。

年表

年代不詳 上杉家配下の太田家が築城したと思われる。
1350年頃 戸室親久が城主を務めた。
1455年
12月
古河公方の足利成氏は、深谷上杉家の家臣の小田正達が城主であった騎西城を攻略し、金田友綱が城主を務めた(武蔵須賀合戦)。後に小田家が城主になる。
1563年
2月21日
上杉輝虎が小田朝興の守る騎西城を攻略した。
1574年 第三次関宿合戦では、簗田持助の関宿城が北条氏政の大軍に包囲され、それを助けるために布陣した上杉輝虎がこの騎西城、菖蒲城などの城下を焼討ちした。
1590年 成田泰親が城主となり、忍城の支城となっていた。小田原征伐では浅野長吉に攻められ、開城した。
1590年 小田原征伐後、松平康重に与えられた。
1601年 大久保忠常が城主に任じられた。
1632年 大久保忠職が美濃国加納城へ移封となったため、廃城となった。