長尾景信｜一万人の戦国武将

長尾景信（ながおかげのぶ）

１４１３年	白井長尾家の３代目の長尾景仲の長男として生まれる。
１４６１年	父が高齢を理由に隠居したため、白井長尾家を継ぎ、４代目当主・上野国守護代・武蔵国守護代・山内上杉家の家宰となった。
１４６６年２月１２日	上杉房顕が嗣子無くして死亡すると、８代目将軍の足利義政の命を奉じて、越後国守護であった上杉房定の次男の上杉顕定を上杉房顕の養子として迎え、山内上杉家を継がせた。
１４６７年	上杉顕定を関東管領に就任させた。長尾景信は守護代として山内上杉家の実権を掌握し、陰の実力者として古河公方である足利成氏と対立する。（享徳の乱）
１４７１年４月	長尾景信は総大将として上杉軍を率いて下野国に攻め入り、赤見城や樺崎城を落とした。
１４７１年５月	上杉勢の長尾景信が古河に向けた総攻撃を開始すると、古河城を陥落させ、足利成氏は、本佐倉の千葉孝胤の元に退避した。
１４７２年	足利成氏が古河城を奪い返したため、再び自ら総大将として下総に攻め入り、足利軍と対峙した。
１４７３年６月２３日	五十子陣において死亡。６１歳。家宰職は弟の長尾忠景が継いだ。